”加入前に知っておきたいこと” 一期(いちご♂5歳)のペット保険選び
ペット保険に加入しようと決めましたが、何から考えたらいいのか?
まずは、そもそもペット保険ってどういう仕組みなのかを調べてみました。
ペット保険加入の前に 知っておきたいこと
- 既に病気にかかっていると保険の加入が制限される、もしくは加入できないことがある
- 高齢になると加入できなくなる
- 保険期間は1年更新、年齢があがると共に保険料が高くなる
- 補償されない病気や手術、治療などがある
- 補償が始まる日は申し込みをした日ではない、待期期間が設けられていて保険会社によって違う
- 補償割合や保険金の支払い限度があるものが主流
既に病気にかかっていると保険の加入が制限される、もしくは加入できないことがある
ペット保険は健康なペットが加入するのが原則です。契約時に健康状態を告知しなくてはいけません。既往歴や経過観察中の病気、先天性の異常を申告します。
この告知内容によってはペット保険に条件が付いたり、加入できないことがあります。
一期(いちご♂5歳)の場合は病院に行き、病気や異常がないことを診断してもらったので、条件が付くことなく加入できました。
条件というのは…
例えば、一期(いちご♂5歳)が右足に○○〇という病気があるとします。これを保険会社に告知すると、保険に加入はできるけど、今後の右足の○○○の治療については保険金を支払ってもらえません。
左足に○○○を発症しても同様です、つまり○○○については補償の対象外となります。簡単に説明するとこのようなことです。(保険会社によって異なるのでは病名は○○○としました。)
病状や病気の種類によっては、加入できないことがあるので、健康なうちに保険に加入した方がよさそうです。
これは、人間の保険と同じですね。
高齢になると加入できなくなる
これも人間の保険と同じく、新規加入できる年齢の上限が定められています。
7歳11か月までとか、12歳11か月までとか保険会社によって違いますが13歳になると加入できないところが多いです。
高齢になると病気もでてくるので、より選択肢が限られてしまいますね。
保険期間は1年更新、年齢があがると共に保険料が高くなる
人間の保険は終身や10などの年長期契約ができますが、ペット保険は1年ごとの更新です。
自動継続なので、解約や契約内容の変更がない場合は特に手続きをすることなく、継続することができます。
ただし、更新の時に保険料が上がります。
これはペットの年齢が上がるとともにリスクが高くなるためですが、保険会社によって、毎年上がるとか、3歳おきに上がるなど様々です。
中には”12歳以降の保険料があがらない”という保険もありますが、年齢とともに保険料が高くなるということを知っておかないと更新時にびっくりすることになりますね。
私自身も、加入後も年齢とともに保険料が上がる、ということに驚きました。
人間の医療保険でみると保険期間が終身の場合、補償内容を変えなければ、加入時に決まった保険料は終身、変わりません。
同様に、一期(いちご♂プードル5歳)が今、保険に加入すると5歳時の保険料がずーと続くと、漠然と考えていたので、エッ⁉と思ったわけです。
ですが確かに”保険期間1年”の場合は人間の保険でも、更新時に保険料が上がります。(例えば会社で加入する団体保険は1年更新が多いですね)
なんとなく、長期契約と同様に考えていたので、勘違いを改めることができてよかったです。
補償されない病気や手術、治療などがある
これ、とても大事です。
保険の対象外となる事項については”約款”や”重要事項説明書” ”契約のしおり”に書かれていますので、契約前には確認しておくことをお勧めします。
見つけづらいですが保険会社のHPに載っていることが多いです。
動物病院にかかっても補償されないものは次の通り。
待機期間中の病気
- 待機期間に発症した病気(初年度契約の場合)
既往症、先天性異常など
- 保険期間が始まる前から被っていた傷病
- 保険期間が始まる前にすでに発見されていた先天性異常
ワクチンの予防接種により予防できる病気
- 犬パルボウイルス、犬ジステンパーウイルス、猫白血病ウイルス、猫ウイルス性鼻気管炎などの感染症
予防に関する費用など
- 予防ワクチン接種費用
- フィラリア・ノミ・ダニなどの駆虫薬および薬剤投与などの処理に要する費用
傷病にあたらないもの
- 正常な妊娠・出産、交配、早産、帝王切開、流産、人工流産ならびにそれらによって生じた症状および傷病など
- 去勢、避妊、歯石取り、爪切り、耳掃除、肛門腺しぼりなど
検査、代替医療など
- サプリメント、アロマセラピー、健康食品など
- 健康診断など
診療費以外の費用など
- シャンプー、イヤークリーナー
- マイクロチップの埋込費用など
- 時間外診療費、往診料など
自然災害によるもの
- 地震もしくは噴火またはこれらによる津波もしくは風水害など
補償が始まる日は申し込みをした日ではない、待期期間が設けられていて保険会社によって違う
これも気を付けなくてはいけませんよ!
病気やケガをしても補償されない期間を”待機期間”として定めている会社がほとんどです。(待機期間を設けていない会社もありますが。)
病気の場合、待機期間を”始期日から30日”としている保険会社が多いですが、この意味とは?
まず、始期日とは補償が開始となる日のことを言います。始期日の設定も保険会社によって様々です。
例えば、ある保険会社は”手続きが完了した日の翌月同日”を始期日としています。
これは、2020年4月1日に申し込み手続きが完了したとすると、始期日は2020年5月1日になるという意味です。
そしてそこから待機期間を30日とするわけですから、病気の補償が開始となる日は2020年5月31日です。
がんについてはもっと長く待機期間が設定されています。120日間とか。
待機期間中に発症した病気については補償されません。待機期間中に発症したものが待機期間を終えても、続いていたようなケースも補償されないのでご注意を。
ケガについては待機期間を設けている会社はないと思いますので始期日以降のケガなら補償されます。
インターネットからの手続きで保険料の支払いはクレジットカード、という方法がいちばん早く補償開始となるようですが保険会社によって違うのでしっかり確認してください。
補償割合や保険金の支払い限度があるものが主流
ペット保険には補償割合というものがあります。
保険会社が支払う保険金の割合を50%~100%で決めることができます。
さらに、入院・通院・手術をした時に、1年間に保険金を受け取れる回数や限度額が決まっていることが一般的です。
限度額の設定も保険会社や補償内容によって様々です。
例えば、A保険会社の補償割合70%のプランでは
通院:1年間に20日まで、1日あたり14,000円まで
入院:1年間に20日まで、1日あたり14,000円まで
手術:1年間に2回まで、1回あたり14万円まで
というような限度が設定されています。
また、B保険会社の補償割合70%のプランは
通院・入院・手術の回数や1日当たりの上限はなく、1年間で70万円まで
実際どのような支払いになるか具体的に考えてみましょう。
病気のため1日通院し、病院へ3万円支払った場合
A保険会社の補償割合70%のプランのケースでは
70%が保険会社の支払い割合なので計算すると21,000円となりますが、1日の通院限度額が14,000円と設定されているので、この場合上限の14,000円が保険会社から支払われ、自己負担が16,000円となります。
B保険会社の補償割合70%のプランのケースでは
1日当たりの上限金額は設定されていないので、保険会社の支払い割合70%の21,000円が保険金として支払われ、自己負担は9,000円となります。
1日当たりの支払い限度が設定されている場合は注意が必要ですね。
保険って難しいので、調べることも面倒ですが保険金がでないケースを知っておくのは大切です。
よろしければポチっとお願いします♡