(その2)今のハイシニアのマルチーズに必要なごはんは?条件を考えてみます
るね(マルチーズ♀14歳)が痩せてきたのでハイシニアの食事に必要な条件を考えてみました。
それをもとに現在のごはんが条件に合っているのか、確認してみたいと思います。まずは現在のごはんについて。
現在のごはん
- 水でふやかしたドライフード
- 鹿肉
- ヤギミルク
ドライフード 3種類
- NATURALHarvest セラピューテックフォーミュラー シニアサポート 1.47kg
- BACK TO BASICS キア オラ ドッグフード ベニソン 900g
- AATU ダック 1.5Kg
この3種を混ぜたり、ローテーションしたりしています。
私は”グレインフリー”のフードを選ぶようにしています。”ノーグレイン”とか”グルテンフリー”とも言うようです。必要最低限(フードの成型に食物繊維が必要のようです)の穀物を使用したフードのことです。
犬は雑食性で、穀物や野菜も食べることができると思います。実際、我が家のるね(マルチーズ♀14歳)もパンが大好きです。
が、元々肉食のオオカミを祖先に持つ犬の腸は短く、動物性のタンパク質を消化するのに適していて、穀物を消化する酵素(アミラーゼ)をごくわずかしか持っていないそう。
そして犬の歯は獲物をつかみ、仕留めて骨や肉をかみ砕けるように鋭利にとがっていて穀物をすり潰すようにはできていないので、そもそも穀物を消化するのが苦手な身体なのだと思います。
”グレインフリー”はお肉が主な材料なので犬にとっては、消化吸収しやすいだろうと思い、なるべくグレインフリーを選んでいます。
が、1番にあげた”NATURALHarvest セラピューテックフォーミュラー シニアサポート” には白米がはいっています。このフードを選んだのはハイシニアが健康を保つための成分が多く配合されていると感じたからです。必須脂肪酸とか、軟骨の維持・再生に必要なグルコサミン・コンドロイチンとか、プロバイオティクス(善玉菌)とプレバイオティクス(善玉菌のエサ)を合わせて配合しているところが魅力です。
それから材料にサーモン生肉を使っていること。2つ目のBACK TO BASICS キア オラ ドッグフード ベニソンは材料がベニソン生肉(鹿肉)3つ目の、AATU ダックはカモ生肉なのでお肉の種類に偏りがなくて良いかなと。ちなみに原産国も、米国、ニュージーランド、イギリスとバラバラです。バラエティー豊かで、しかもリスク分散できているのも良い気がする♡
鹿肉
・Britannia エゾ鹿肉 オーガンスミックスミンチ500g
冷蔵庫のチルド室で自然解凍して生で食べてもらっています。
鳥のささみや馬肉、ラム肉も試しましたが、食いつきや、栄養価を考えて、鹿肉に落ち着きました。鹿肉は高タンパク質・低脂肪・コレステロールが低い上に、他の獣肉よりも必須脂肪酸が豊富なので。
この”オーガンスミックス”というのは鹿の肝臓と心臓が含まれているミンチで鹿肉のみと比べてビタミン、ミネラルが多く含まれているのが特徴です。解凍してもべたつかないので脂質が少ないのではないかと思います。
1トレイに6マス。1マス40g~45gのお肉が入っているので使う分だけ分割して解凍できるのが便利で、何年も利用しています。
このお肉が品切れで、別のお店で鹿肉のみのパラパラのミンチを購入したことがありますが、解凍したみたら脂が多く、るね(マルチーズ♀14歳)に食べさせて良いものか、悩んでしまいました。若い時は太りやすい体質だったので脂質は避けてきましたが、今のるね(マルチーズ♀14歳)には良質の脂質をもう少し増やしても良いかもしれません。
ヤギミルク
・CapriLac ヤギミルクパウダー 130g
冷たい水だと溶けにくいのでまず、ぬるま湯で溶いた後に水を加えています。
水分補給のために、飲んでもらっています。ヤギのミルクはアレルギーを引き起こすガゼイン成分をほとんど含んでおらず、消化吸収しやすい脂質なので胃腸に優しいそうです。
るね(マルチーズ♀14歳)はオランダ産よりこのオーストラリア産のミルクがお気に入りです。冬はほとんど水を飲まなくなりますが、このヤギミルクはよく飲んでくれるのでおでかけの時も水筒にいれて持っていくようにしています。
繁殖引退犬のプードル 一期(いちご♂5歳)はほとんど水分をとらなかったので心配していましたが、このヤギミルクは飲んでくれるようになりました。水は相変わらず飲みません(´;ω;`)
今、るね(マルチーズ♀14歳)のごはんはこのようなラインナップですが、さて、どう変えていけば、健康で長生きしてもらえるか、よく考えなければ…