繁殖引退犬のプードル一期（いちご）♂5歳がやってきてからの3日間
2020年2月21日で一期（いちご）♂5歳が我が家に来て5か月になります♡
出会ったときの一期(いちご）は触れると背骨がゴツゴツ、手足もとても細くて、初めて見た人間（私と夫）が怖いのか地面に這いつくばって、不安げな表情で小さな身体をブルブル震わせていました。その様子を見てこの子はやはり、家庭犬とは違うんだな、と感じました。これまでの5年間どんな生活をしてきたのか、不憫でなりませんでした。
家庭犬として一生一緒に暮らし、楽しいこと、うれしいこと、美味しいことをたくさん経験して、愛されていることを感じてほしい、まずは基本的なこと、おいしくごはんを食べて、お散歩をして、出すものは出して、おやつを食べて、楽しく遊んで気持ちよく眠る。これをできるようにしよう‼こんな思いで一期(いちご）との生活がスタートしました。
一期(いちご）の家庭犬への道
🍓初日：ケージの中でうずくまり出てこない、ドッグフードも食べない、水も飲まない、おしっこもうん〇もしない。むりやりケージから出しても小さくなって固まってしう。。。でもこれは、想定の範囲内！無理せず、一期(いちご）の好きなように過ごしていいﾖ♡
🍓２日目：ケージの入り口を開けてあるけど出てこないので引っ張りだす。やはり、ガクガクブルブル。しかし、２日目はおしっこをしてもらわないといけないので起きてすぐに庭に出してみる。恐る恐る歩くものの、おしっこは出ず。ですが昼過ぎに庭でしました ﾔｯﾀﾈｰ
朝ごはんはドッグフードをケージの中に入れて、一期(いちご）もイン。ケージには”安全な場所はここだけ！”みたいな勢いで素早く飛び込みます。がドッグフードも食べず。。。でもこれも想定内！朝ごはんはすぐ片付けて、夕方のごはんに期待です♡この作戦は大成功！夕方、ドッグフードを半分くらい食べました。残ったフードはすぐ撤去。こうするとお腹が空いて明日の朝はちゃんと食べてくれるはず。ケージからは出るものの、何かに驚いたり不安なことがあるとすぐにケージに入ってしまいます。お散歩へ行くためにケージから出し、首輪とリードを装着したいのですが首輪をとても嫌がりました。そして首輪から延びるリードには立ち上がって抵抗。興奮してパニック状態になり散歩どころではありませんでしたのでスリングに入ってもらい、るね（マルチーズ♀）のお散歩に同行しました。スリングの中でも車の走る音や、工事の音に驚きブルブル震えていて楽しいどころではなかったでしょうね。帰って首輪をはずすと、ケージへとすっ飛んでいきました。
🍓３日目：朝、ケージの中を覗くとおしっこもうん〇もせず、吠えたり要求したりもせず、伏せの状態でブランケットの上にいました。本当に静かに、そこにいる、だけ。。。そんな風に一日中ケージの中にいることが当たり前だったのｶﾅ、とても切ない気持ちになりました。だけどこれからは楽しいことがたくさんあるからね。まずは、お庭へGO! ウロウロ散策しながらおしっことうん〇がでました♡そして朝ごはんはケージの中で半分食べた後、自分でケージから出てきました。リビングをくるくる回り、るね（マルチーズ♀）の様子をうかがいながら自分の居場所を探して結局、落ち着いたのはるね（マルチーズ♀）のクッションの上、”エー‼、意外に図々しいのね” るね（マルチーズ♀）は以外にもそれを許して、少し距離を置いたブランケットの上で寝ることが多くなりました。このあたりから一期(いちご）の行動が活発になったと思います。
朝の散歩は昨日と同様、首輪とリードを付けてスリングで。やはり首から延びるリードが怖いようです。リードがピンと張ると特に嫌がり、立ち上がり飛び上がってパニックになります。慣れてほしいので首輪＆リードは付けたままですがスリングの中では大人しくできました。公園で土の上に下ろしてみましたが地面にへばりついて動けず。3日目だもの、当たり前ﾀﾞﾖﾈ、徐々に慣れていこうね。夕方には初めてのお留守番。飼い主としてはとても心配だったのですが、まったく問題なかったようです。出かけるときも一期(いちご）は鳴きもせず、帰ってケージの中を覗くと大人しくブランケットの上で伏せていました。るね（マルチーズ♀）もいつもと同じベッドで寝てお留守番していてくれました。ケージに慣れているというのは、留守番時には安心ですね。ケージが落ち着く場所であれば犬にとっても飼い主にとっても生活するうえでストレスが少なくなると実感しました。我が家の犬たちは歴代、子供の頃に嫌がったためケージやクレートを使わずに生活してきたのですが、慣らしてあげれば良かったなと思います。昨今は災害が多いですし、そんな時にも役立ちそうですよね。
夕方のごはんは我が家にやってきて初めて完食！ご褒美におやつもちょっとだけ食べました♡
